学校長あいさつ
和歌山県立田辺工業高等学校
校 長 辻 強志
本校は高度経済成長期に産業人の育成を目指し、昭和38年に和歌山県南部にある田辺市に開校しました。これまでに多くの卒業生が本校を巣立ち、県内外の産業界をはじめ様々な分野で活躍されています。さて、本校には情報システム科、機械科、電気電子科の3つの専門学科があり、それぞれの特色を活かした工業教育を展開しています。とくにスクール・モットーの「ものづくりは人づくり」をもとに、卓越した技術を有する教職員と熟練技術者である外部講師を招き、実習や課題研究を通して、ものづくりの奥深さと楽しさを学び、その専門性を活かした企業への就職や専門性を高めるべく進学を目指す生徒が日々学業に励んでいます。このような生徒の皆さんを本校は系統的なキャリア教育の実施により、夢を描いて希望する進路実現をサポートしています。また、本校は部活動が盛んで、生徒の皆さんは各種競技において活躍しています。近年では生徒会を中心に生徒自身によるボランティアやイベントへの参加、ラジオのパーソナリティなど様々な取り組みも行われています。なかでも、資格検定試験をはじめ、高校生ものづくりコンテストや若年者ものづくり競技会へのチャレンジは工業高校ならではの取り組みの一つです。このように様々な取り組みから自己肯定感やコミュニケーション力を育み、卒業後は社会人の一員として、あらゆる分野で人間力を発揮して活躍することを期待しています。全ての生徒の皆さんが「ものづくり」を実践し、「ものづくり」の楽しさを体感するとともに、可能性を秘めている自分自身を成長させるため、挑戦を続けて欲しいと思います。最後にホームページをご覧いただき、誠に有り難うございました。今後もホームページを通して、生徒の皆さんの様子や本校の魅力をお伝えできればと思います。
2025年 4月